アランリックマンと海外ドラマMEMO!

June
19
2013
映画『ギャラクシー★クエスト』観ました

『ギャラクシー★クエスト』
製作年:1999年 製作国:アメリカ 原題:GALAXY QUEST

【あらすじ】
伝説的人気SF・テレビシリーズ『ギャラクシー・クエスト』。
放送終了から20年経った今も人気は衰えず、イベント会場は熱狂的なファン『クエスタリアン』で
満員だった。『ギャラクシー・クエスト』以降、ぱっとしないキャスト達は、
ファンへのサイン会やイベントを糧にして俳優生活を送っていた…

GQ.jpg




こーゆーSFは受け付けない人多いだろうなーと思いきや、
某サイトレビューで意外に大絶賛されていました(笑)

そう、なぜなら脚本が良くできています。
2重3重の複線や世界が重なっていてるけど
無理がなくゴチャゴチャしてない自然な流れ。
いろんなベクトルがバランスよくまとまっています。


でもB級感満載で(勿論わざと(笑))
お高くとまってないのがまたいいです。


というか、アランの出演作の中でもかなり上位の脚本の出来だと思います。
2000年 ヒューゴー賞映像部門受賞。



そしてウィキペディアといい、明らかに好意的。
SFファン裏活動恐るべし(笑)



そう、これはドラマ『スター・トレック』のパロディなんですが
全然見たことなくても楽しめると思います。

1966年〜2005年まで続いたドラマ『スター・トレック』
st032.jpg
画像はうち代表的な4シリーズとそれぞれのシリーズの艦と艦長


パロディというよりオマージュとかリスペクトって感じですね。
(ま、それも含めてパロディというんだけど。決して小馬鹿にしてる感じじゃないって言いたくて)
しかしながら実はワタクシ…





元トレッカー





しかも結構がっつりな…(汗)

(※スター・トレック・マニアの事をトレッカー(トレッキーとも)といいます。
つまり、この映画で言う『クエスタリアン』です。
トレッカーよりトレッキーと呼ばれる人たちの方がより狂信的なイメージ(^_^;))

ただ一口で『スター・トレック』といってもいろんな時代があるので
いろいろ派閥?があるのですが、私は『ネクスト・ジェネレーション(通称TNG)』派です。
『ディープ・スペース・ナイン(通称DS9)』はイマイチ派でもあります(笑)
※何のことかわからない人多数だと思うので流してください(^^;)

でも良く考えたら『スター・トレック』だって"海外ドラマ"だし
このブログで紹介すればいいのか(汗)

というわけで、
この『ギャラクシー★クエスト』は『スター・トレック』が随所に見られます。
トレッカーにはオープニングから嬉しいパロディですよ(笑)




で、アランの役ですが、
トカゲのような頭を持つ異星人の乗組員ドクター・ラザラスを演じる
アレクサンダー・デーンです。(ややこしい)

このポジションは『スター・トレック』では
代々"地球人以外"の枠でして。とても人気枠なのですが、


「理論的で冷静、感情の起伏がない」


が、伝統のキャラとなっております(笑)

なので基本は無表情、冷静沈着。
ちなみに本家『スター・トレック』ではこのようなメンツです↓

スポック  →  データ  →  オドー  →  トゥヴォック  →  トゥポル
G01.jpg
※バルカン人、創始者はもともと種族的に感情を持たない、表さない。
アンドロイドのデータは感情をあえてインプットされていない。




でもって、この枠に




アラン投入











…って、めっちゃイヤそうwww
gq053.jpg
感情まる出しwww
元ネタ知ってるとこの差がさらに面白いはず





ただ、彼らは今回のアランのような"ドクター"ではありません。
ドクターも含めて実際の『スター・トレック』にはもっとたくさんの乗組員がいるので、
アランは2,3人の設定が混ざっている感じです。

まあ、確かに宇宙人の役なんて、
アランの出演作の中ではやっぱりちょっと異色ですけどね(笑)

けど、コメディのアラン、私は好きです。
ひたすらシリアスで正統派なアランもいいけど、
ついつい笑いを誘っちゃう演技って
いい俳優の見せ所な気がするから(*^_^*)



で、ここからネタバレ有りの感想です。



なので、Dr.ラザラスもそういった設定のはずなのですが、
とにかくネガティブ(笑)
他のメンバーに輪をかけてウンザリしていてヤル気ゼロ。
というのも、彼はイギリスから来た元シェイクスピア舞台俳優。
こんなトカゲ頭のヅラを着ける日々に自尊心ズタズタなのです。


この役をアランがやるのがまた面白いですよねー(笑)


そして実は本家『スター・トレック』もイギリスのシェークスピア舞台俳優が!


何を隠そう、あのピカード艦長
名門シェークスピア劇団『ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー』の元主演俳優!
そう、アランの先輩ですよ!
ていうか、この脚本どこまで被せてくるんだ!

一般的には映画『X-MEN』のプロフェッサーのイメージかと思いますが、
私にとってはどこまでもピカード艦長のイメージ(笑)
stng099.jpg
ドラマ『新スタートレック』シリーズより。
右からピカード艦長、ライカー副長、アンドロイドのデータ少佐、奥にクリンゴン人のウォーフ




同じようにシガニー・ウィーバーも!
あの超シリアスな映画『エイリアン』シリーズのタフな彼女が
このB級SFで、しかもコンピュータのいう事を繰り返すだけのセクシー乗組員役とは!!


『エイリアン』と打って変わって女性らしい
GQ033.jpg



この配役からしてニクいじゃありませんか。
そしてこの仕事を受けたアランとウィーバーも…


↓つまりこの多重構造が成り立っている脚本なのです


@視聴者の現実 …アランが本当にイギリスの舞台俳優
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓  
Aスター・トレックの世界観 …実際に役者が舞台俳優であったりトレッキーが存在
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓  
B映画の中の現実 …イギリスの元舞台俳優アレクサンダー・デーンの現実
↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ 
Cギャラクシー★クエストの世界観 …トカゲ頭のDr.ラザラスとクエスタリアンたち
↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑
D宇宙人の現実 …宇宙人が本気で信じてるギャラクシークエストの世界




と、まあ随分脚本押ししてしまいましたが、
別にこんな深く考えなくてもフツーに楽に見れる内容です(笑)

前半の仲間割れ、クエスタリアンへの嘲笑的な空気が、
最後はみんなで一致団結して一生懸命頑張る。
いい話じゃあありませんか!

そう、けれど、このいい話に忘れてはならないのが
この騒動の発端である宇宙人サーミアン人達です。
アランもいいですが、彼らにも是非注目してほしい!



ただ座ってるだけで笑えるメンツ
GQ01.jpg




B級SFらしく、アホな話し方、アホな動きの宇宙人(笑)なんですが、
最後は涙してしまうほど彼らを応援してしまってました。

テレビドラマを現実と信じ、そのひたむきというか、なんというか…ホロリ(;_;)
※彼らは『嘘』という概念がない種族で、フィクションの概念が解らないのです。

もちろん脚本有りきの良さなんですが、
あのアホな仕草(何度もアホ呼ばわり申し訳ない)で
あの感情表現するのは結構難しい演技なんじゃないかと思った次第です。


もちろん我がアランも太々しいドクター役は
弄りがいがあるだけに小ネタ満載で楽しめました( ´ ▽ ` )
いろんな小ネタにドン引きリアクション・アランをお楽しみ下さい。


トカゲ頭のアランを見て「なんでも出過ぎw」と一部で言われているようですが
彼はシナリオに納得しないと出ないんだな、
というのが出演作品見てるとわかる気がします。
(映画として失敗しているのは幾つか有るが(;_;)
少なくとも仕事の話が来た段階では
面白そうなシナリオだったのだろうと思わせる)

むしろシナリオ次第ではこういう映画も出るアランに
シェイクスピア舞台俳優としてのプライドを垣間見てほしいです(笑)

インタビューでも「シナリオがとてもいいんだ」と言ってます。
(でもどの映画でもまずいつもそれを言う気がする(笑))


是非、

「アランがコメディでパロディでSFで宇宙人役!?…無いわー」

と敬遠していた人にオススメします!
アランはエロいだけじゃないんだぜ(笑)



後、良かったら是非『スター・トレック』も見てみて下さい…(笑)

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